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 伊賀市のマンホールふたに描かれた図柄を再現した鋳物製コースターが商品化された。市下水道工務課によると、愛好家の間で全国各地のご当地マンホールが注目されており、製造販売する桑名市内の鋳造メーカー「桑原鋳工」が報告のため、岡本栄市長を表敬訪問した。【マンホールふたの実物(奥)と商品化された鋳物製コースター=伊賀市役所で】

 同社が手掛けたマンホールコースターのうち、県内自治体では伊賀市が北勢地区にある桑名市、四日市市などに次いで6例目。伊賀市は忍者と伊賀市の花木鳥「ササユリ」「アカマツ「キジ」を組み合わせた図柄で、2006年に神戸市に住む女性の作品を公募で採用した。
 コースターは直径9センチ、重さ145グラムで、1枚の価格は864円。同社ホームページや桑名市内の雑貨店で取り扱っており、伊賀市内の土産店などでも販売を検討している。
 伊賀市のマンホールを採用した理由について、自社ブランド事業部の山川華代さんは「海外の人もたくさん訪れる観光地で、マンホールもデザイン性がある」と話し、岡本市長はコースターを手に取って「選んでもらえてありがたい。皆さんに着目してもらえる」とPR効果に期待した。
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