国家公安委員長や民主党副代表などを歴任した元衆議院議員の中井洽氏が4月22日、都内の病院で亡くなった。74歳。

 中井氏は1976年に旧民社党から立候補し、34歳で初当選し、衆議院議員を通算11期務めた。在任中は法務大臣や国家公安委員長、拉致問題担当大臣、民主党副大臣などに就任。2012年10月に政界引退を表明した。
 自宅がある伊賀市内の親族によると、都内での葬儀は近親者のみで執り行うという。
 地元の岡本栄市長は「突然の訃報に接し、大変驚いている。長年、地域選出の代議士としてご活躍をいただき、深甚の感謝を申し上げ、併せてご冥福をお祈り申し上げたい」とコメントした。
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