伊賀市役所本庁舎1階の男子更衣室で蛍光灯の安定器が焦げて発煙し、消防車が出動したぼやについて、伊賀市消防本部は11日、「経年劣化で部品などが発煙した」とする調査結果を明らかにした。

 7日の午後2時15分に起きたぼやは清掃員の女性が発見し、駆け付けた消防隊員による放水や来庁者や職員に知らせる館内放送もなかった。調査は消防本部の予防課と中消防署の指導係が実施した。
 庁舎は1964年に建設。伊賀署の調査では、老朽化で雨水が染み込んだことによる漏電が原因で発火したとみている。
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