名張市教育委員会は3月10日、文部科学省が全国の小学5年生と中学2年生を対象に実施した「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」の結果をまとめ、発表した。体力合計点では、小5男子、中2男女で全国平均を上回った。

 調査は市内全小中学校19校で昨年4月から7月に実施。小学生は男子307人、女子343人、中学生は男子335人、女子287人が測定に参加した。対象種目は握力、持久走など小学生8種目、中学生9種目。
 体力合計点は、各種目の点数を得点化したもの。小5男子は全国平均に比べ1・87ポイント高い55・79点、小5女子は0・08ポイント低い55・46点、中2男子は0・84ポイント高い42・97点、女子は5・19ポイント高い54・75点。小中女子はともに2008年の調査開始から同市の最高値をマークした。
 種目別では、小学生は男子が7種目、女子は4種目で全国平均を超えた。中学生は男子6種目、女子8種目。一方、小学生ではソフトボール投げが、中学生は持久走が男女ともに全国平均を下回るなど、課題も明らかになった。
 市教委は結果を受け「2015年度のテストの結果を踏まえた授業内容の改善などの成果」だと分析し、今後について「各学校の特徴や課題に応じた運動の機会づくり、体力向上に向けた家庭での取り組みなどの呼び掛けを進める」としている。