170226_10.jpg 大規模災害の発生に備え、消防団が行政や地域とどのように連携するかなどを学ぶ、県消防協会伊賀支会(岩木政己支会長)の「災害対応能力向上研修」が2月26日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎であり、伊賀・名張両市の消防団員が参加した。【研修の様子=伊賀市四十九町で】

 この日は、全国各地で防災関連の講演・研修の講師などを務める山口大学大学院の瀧本浩一准教授が「地域防災における消防団の役割」と題して、約1時間半にわたって講演。冒頭、日頃から災害に対して各自が備えているかどうか問い掛けた後、「大規模災害時には自分も被災者になる。共助・公助を支える団員自身が安全確保に努め、自助力を強化してほしい」と呼び掛けた。
 また、瀧本准教授は、地域の自主防災組織などで実施している訓練の重点が、災害発生後の対応に当たる「減災活動」に置かれているケースが多いことに触れ、「地域と消防団で、初動対応への備えや予防・抑止などの『防災活動』に取り組んでほしい」と説明。消防団員に向けて「災害時にまず自分たちが無事であるために、地域と連携して動きやすい環境を整えてほしい」と要望した。