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 伊賀署は2月15日、特殊詐欺被害を未然防止した北伊勢上野信用金庫みなみ支店(伊賀市上野茅町)に感謝状を贈呈した。服部光治署長は「金融機関には詐欺被害防止の水際として重大な役割を担って頂いており、今回も非常に感謝している」と労った。【感謝状を手にする森井支店長(中央)と職員の畑中さん(右)=伊賀市四十九町で】

 同署などによると、市内に住む50代の女性客が来店したのは今月2日午後2時ごろ。声をかけた窓口担当の畑中愛里沙さん(28)が普段の様子と違うことに気付き、森井朗支店長(49)に相談。協力して現金550万円を引き出そうとした女性を特殊詐欺の被害から守った。
 女性宅には同日昼前に三重県警の警官や日本銀行の職員を名乗る男から電話があり、捕まえた詐欺グループが女性名義の通帳持っていて、別の口座も狙われるかもしれないからすぐ預金が引き出すよう指示があった。窓口では疑われるのでリフォーム費用だというよう伝えたという。
 リフォームを装い、多額の現金を引き出させる特殊詐欺が多いことを職員研修で学んでいた畑中さんは「女性の様子が焦った感じで、すぐおかしいと思った。お客さんの大事な預金だったので被害に遭わなくてよかった」と振り返った。森井朗支店長(49)は「窓口担当職員の的確な判断で早く発見できた。普段からの意識づけができていることが分かり、今後も気を引き締めたい」と話した。