今回は、伊賀市の北端に位置する槙山地区を一周する約5キロのコースを紹介します。(取材・山岡博輝)【1枚目の写真 木々に囲まれ荘厳な雰囲気の真木山神社】

 あいにくの曇り空となった1月29日、まずはスタート地点の真木山神社へ。同神社の由緒記によると、710(和銅3)年以前に創建されたとみられ、天正伊賀の乱(1571年)で焼失したものの、天正末期に現在地に創建。明治末期に は近隣の神社を合ごうし祀したそうです。

 神々しい大木に囲まれ、茅ぶきの能舞台がある境内を午後1時に出発。まずは河合川の北岸を東へ進みます。小高い段丘上の小道を歩いていくと、竹やぶから出てきた2匹の猫が、こちらの様子をうかがい、すぐに竹やぶに姿を消しました。

【道端の花壇には手入れされたハボタンが鮮やかに】
 
 甲南方面へ続く県道の交差点を過ぎると、道端の花壇に冬の風物詩・ハボタンが並び、小さな池の脇には、綿毛の出たガマがたくさん育っていました。少し坂を上り、両手をピンと伸ばしたような松の庭木が目を引く民家の軒先を進んでいきます。古くなった空き家が目立つ一方、新しい民家もあちこちに見られました。
 
【冬枯れの田に大きな鳥が5匹】
 
 集会所の手前まで坂を下り、再び集落の中へ。冬枯れの水田の中で羽根を休める、トンビかワシのような猛禽類が5羽ほどいました。何度か飛び立つそぶりを見せながら、風のタイミングを待っているようにも見えました。山沿いに歩を進めて広域農道に合流し、戻るような角度で川の方へ歩いていきます。
 
 河合川に沿って続く県道甲南阿山伊賀線に出て、対岸の集落へ。ふと、かなりの数の小鳥が鳴いている音(声?)が耳に入り、何だろうと思い近づいていくと、立ち木に止まったスズメの群れでした。人が近付くと音はピタッと止み、記者が家の陰に隠れると再びすごい音量で鳴き始めていました。
 
【西光寺近くの地蔵堂】
 
 右前方に見える県境の山の方向へ進んでいくと、道端に赤い前掛けをしたお地蔵さんがありました。残りの道程の無事を祈りながら、丘の上にある西光寺を往復した後、針路を北西へ。間もなく真木山神社のある森が見え、グラウンドの手前から川を渡って帰着しました。
 
 歩数は8170歩。気温が低く、ほとんど汗もかきませんでしたが、アップダウンは少なく適度な距離ではなかったでしょうか。時間が許せば、河合川の西岸にあると看板のあった城跡を巡ってみるのも面白そうです。槙山へは阿山支所前から行政サービス巡回車が利用できます。
 
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