好天の元日 伊賀を東西に歩く
寒風と日差しの中 ひたすら歩く15km

 伊賀地域の身近なウオーキングコースを紹介する「てくてく歩記」。2013年の始まりは、JR関西本線の島ヶ原から柘植までの4駅間、約26kmを歩きます。好天に恵まれた元日、伊賀市の北部を東西に横断してきました。

山を越え、上野を目指す
気温は3度

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1月1日午前10時。スタートは伊賀の西の玄関口、島ヶ原駅。元日の午前、駅前はひっそりとしていますが、歩き始めると、あちこちの家から子どもたちの声が聞こえます。お地蔵さんが見守る最初の踏切を渡り、少し日陰の道に入ると、ザクザクと霜柱を踏みました。この時点で気温はおよそ3度でした。
 坂を上り、鸕宮神社の前へ。初詣に訪れた人たちが長い石段を上って行きました。ここからは線路に沿う道が無いため、いったん川の方向へ。国道163号に出て、木津川にかかる島ヶ原大橋の歩道を渡ります。
 ゆるい坂道を上ると、後ろから吹く冷たい強風が応援してくれているようにも思えました。
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途中で汗が

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 竹やぶの隙間から川の音が聞こえ始め、鯛ヶ峯大橋を渡ると温泉施設の前へ。跨線橋を渡り、西山方面へ右折します。道端の柿の木には、渋柿がたくさん実っていました。線路が右手に遠ざかると、ここからしばらくは上り坂。途中で汗がしたたり始め、たまらず上着を脱ぎました。
 20分ほどでゴルフ場が右手に広がり、クラブハウス入口付近まで来ると眺望が開けました。歩いて来た爽快感に浸る間もなく、更に上ると、西山の集落が見えてきました。ここからは西出川づたいに坂を下ります。吹き上げてくる風がとても冷たく、再び上着を羽織りました。
線路沿いを霊山方面へ

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 集落排水処理場まで下り、宮の谷川を渡って棚田沿いに下ります。下りきると丘の上に福祉施設が見え、右手に窯元の古い煙突、左手には施設の名を表した植え込みが現れました。線路を渡り、集落の中を抜けて、しばらくは線路沿いにてくてく。
 西高倉の集落に入り、近くの寺院からは、参拝を終えた男性が帰途につくところでした。小学校の校庭では、子どもたちがサッカーに汗を流し、元気に走り回っていました。細い川に沿って再び線路際まで進み、しばらくすると前方に伊賀上野駅が見えてきました。
 前回歩いた伊賀鉄道沿いの道に合流し、伊賀上野の駅前へ。ちょうど列車が到着したところでした。駅西の踏切を渡り、しばらく線路の北側を進みます。左右に工場が並びますが、正月休みで物音一つ聞こえてきません。
 右前に南宮山、ほぼ正面に霊山という風景がしばらく続きます。波多岐神社の石鳥居を過ぎ、伊賀国庁跡があった場所を通れば、佐那具駅までもう少し。春には桜並木となる柘植川の堤防を右手奥に見ながら、駅前に到着。ここまでで約2万2千歩、約15kmの道のり。
出発から既に3時間半が経っていました。
 次回は佐那具駅から柘植駅までの様子をお伝えします。
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