宇陀市で2回目の「緊急銃猟」 ツキノワグマ1頭を駆除

 奈良県宇陀市は11月2日、同市榛原八滝でイノシシ用の捕獲おりにかかったツキノワグマ1頭を、自治体の判断で発砲を可能とする「緊急銃猟」で駆除したと発表した。同市内での緊急銃猟は、10月27日に続き2回目。

 市農林課によると、11月2日午前7時37分、箱わなを見回っていた猟友会関係者から「熊がかかっている」と連絡があった。市は、おりが壊されて逃げ出す恐れがあるとして、県と協議の上、市長の判断で緊急銃猟の実施を決定。同10時54分に猟友会関係者が猟銃で計5発を発砲し、同11時15分にツキノワグマが死んだのを確認した。

 駆除されたのは雄の成獣で、体長約110センチ、体重約36・1キロ。現場は住宅地から約200メートル、道路から約25メートルの場所だった。前日には、現場から西に約2キロ離れた地区で、蜂の巣箱18個のうち6個が壊される被害も確認されていた。

 同市内では10月27日にも、東に約3・5キロ離れた同市榛原内牧で、イノシシ用のおりにかかったツキノワグマの親子2頭を緊急銃猟で駆除している。

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