三重県名張市丸之内の武家屋敷「名張藤堂家邸」(県指定文化財)で11月25から29日、伊賀地域ゆかりの作家9人による作品展「名張藤堂家邸アート展」(市教育委員会主催)が開かれる。ガラスや陶芸、染織、絵画など幅広いジャンルの作品約50点が並ぶ。入場無料。
出展するのは、ガラスの林田さなえさん(名張市在住)、陶芸の寺元篤さんと染織の浮田みどりさん(ともに伊賀市在住)、シルバーとワイヤービーズの平田千典さん、絵画の山本渉さんと吉兼亮さん(いずれも名張市在住)、3Dフェルトの林繁明さん(伊賀市出身、大阪府在住)、糸かけアートの吉田晃子さん(伊賀市出身、愛知県在住)、ギターの松本孝寿さん(名張市出身、奈良県川上村在住)。
同展は、歴史ある藤堂家邸を活用し、市民が歴史と芸術に親しむ機会をつくろうと企画され、今回で3回目。多彩なジャンルの作品を通じ、地域ゆかりの作家たちの表現を紹介する。
平田さんは、銀の粉末を粘土状にして焼き上げる「銀粘土」の作品や、ワイヤーとビーズを組み合わせたアクセサリーを出品する。林さんは、フェルトを熱で固めた立体作品を展示。父の盆栽から着想を得たといい、「新しい工芸として広めたい」と話す。
松本さんは元名張市職員で、川上村の地域おこし協力隊として、吉野杉を使った弦楽器の製作に取り組んでいる。会場にはルネサンスギターやバロックギター、吉野杉のウクレレなどを並べる。
林田さんは「作品越しにふすまが見えたり、お庭が見えたりする風情ある空間の中で、新しい発見を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。
開催時間は午前9時から午後4時30分(最終日は同4時)まで。小物の販売コーナーも設ける。
29日にワークショップ
最終日の29日には、名張市総合福祉センターふれあい(丸之内)2階展示ホールで、出展者3人によるワークショップが開かれる。
浮田さんが「組織織り」、吉田さんが「糸かけアート」、平田さんが「ワイヤーでつなぐチェコビーズネックレス」をそれぞれ指導する。申し込み方法などは、同展の案内ページ(https://www.city.nabari.lg.jp/s061/20250305104823.html)を確認する。
問い合わせは市教委文化生涯学習室(0595・63・7892)へ。






