中学校の陶壁モニュメント 地元建設会社がボランティアで清掃 伊賀

高圧洗浄機などを使った清掃作業の様子=伊賀市千貝で

 三重県伊賀市立阿山中学校(同市千貝、中川裕晴校長)で8月3日、旧阿山町時代の1992(平成4)年に造られた幅約100メートル・高さ2メートルの陶壁モニュメント「永遠の輝き」の清掃作業があり、地元の建設会社のスタッフら10人が猛暑の中、高圧洗浄機やブラシで表面の汚れやコケなどを落としていった。

 名阪国道壬生野インターと滋賀県方面とを結ぶ県道甲南阿山伊賀線に面したモニュメントは、同町内にあった阿山・生玉・丸柱の3中学校の統合から20年が経過する記念として、当時の町が約430万円(擁壁工事費除く)を負担し、生徒やPTA、同窓会が協力して制作した。生徒の集合写真を基にした下絵を粘土板に写して窯で焼き、2163枚の陶板を擁壁に貼り付け、半年以上かけて作業が続けられた。

 ボランティアで作業を行った竹島建設(同市玉瀧)は従前から、通学路となる県道沿いの草刈りボランティアや出前授業などで関わりがあり、今回は学校から相談を受け、生徒の通学が少ない夏休み期間に協力することにしたという。

清掃作業が終わったモニュメント=同

 この日は午前8時ごろから、休憩を挟んで午後3時ごろまで清掃作業が行われた。同社の竹島昌七社長は「三十数年が経ち、モニュメントが汚れてきていることは、私も含めここを通る人たちは気になっていたと思う。制作に関わった人たちには当時を思い出してもらい、通る人には阿山の良さを認識してもらえたら」と話していた。

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