【フィナーレのスターマインを見上げる見物客ら=名張市新町で】

 84回目を迎えた「名張川納涼花火大会」が7月25日、三重県名張市の新町・黒田の名張川河畔をメイン会場に開かれた。夏の夜空を大小4000発の花火が彩り、会場周辺では約5万5000人(主催者発表)が見物した。

 午後7時半ごろから、昨年は河川工事のため実施されなかった「愛宕の火祭り」が2年ぶりに行われ、たいまつを手にした白装束の氏子らの行列が、名張川を左岸から右岸へと渡った。川岸では愛宕樽太鼓保存会による軽快な演奏が繰り広げられ、同8時前に花火の打ち上げが始まった。

たいまつを手にした氏子らが川を渡る「愛宕の火祭り」=同

 打ち上げ場所に近い優良観覧席1500席は完売で、新町橋付近は大勢の見物客で混み合った。上流に600メートルほど離れた鍛冶町橋付近では、河岸に腰を下ろして花火を見上げる人たちが連なっていた。同8時40分ごろ、3か所から打ち上がるフィナーレのスターマインが夜空を明るく染めると、あちこちから歓声が上がっていた。

「名張市公式アンバサダー」認定式後に行われた角田さんのシャボン玉パフォーマンス=名張市南町で

 花火に合わせ、同市南町の名張産業振興センターアスピア前では、名張商工会議所青年部によるステージイベントが繰り広げられ、飲食屋台も出店した。

 また、同所でのイベントの冒頭には、「名張市公式アンバサダー」制度第1号の認定式があり、「三重のシャボン玉おじさん」として市内外で活動するシャボン玉パフォーマーの角田航太さんに認定証が贈られた。

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