【名張市役所の北玄関前で門松を披露する生徒たち=同市鴻之台1で】
特別支援学校伊賀つばさ学園(三重県名張市美旗町南西原)中学部の生徒たちが手作りした門松が12月22日、伊賀・名張両市役所の玄関前に設置された。授業の一環として毎年取り組んでいる活動で、市役所への設置は初めてとなる。門松は来年1月15日まで飾られる予定。
材料の竹は、美旗地区で教員が伐採したものを使用した。生徒たちはのこぎりを使って竹を切りそろえ、松の葉や粘土で作った赤い実、馬の絵を描いたたこ、扇などを丁寧に飾り付けた。
名張市役所を訪れた1年の横田帆南さん(13)は「竹が硬くて、のこぎりで斜めに切るのが難しかったが、とてもすてきな門松が完成してうれしかった」と話した。
今年は両市役所の他、同学園と美旗市民センターに飾る計4対の門松を制作した。あわせて、手作りの卓上カレンダーも両市役所に届けた。

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