【表彰式に出席した飯田さん(右端)、朝田さん(左端)と受賞者たち=名張市赤目町長坂で】

 三重県名張市の小中学生が描いたオオサンショウウオの絵の表彰式が11月16日、赤目自然歴史博物館(同市赤目町長坂)であり、6人が受賞した。受賞作は同館で1年間展示される。

中西さんの作品

 市内で10月に「日本オオサンショウウオの会名張大会」が開かれたことに合わせた企画。子どもたちが今年の夏休みの課題として取り組んだ「ふるさと名張自慢」(市教育委員会主催、応募総数204点)の絵画部門の作品のうち、オオサンショウウオが描かれた絵75点を対象に審査した。審査員は、日本画家の飯田淳子さん(71)=同市=と赤目滝水族館長の朝田光祐さん(24)が務めた。

「目が可愛い」

 受賞したのは、最高賞のオオサン賞が名張中3年の中西美神さん、金賞が桔梗が丘小2年の呉竹春さん、銀賞がつつじが丘小6年の北島陽花さん、銅賞がつつじが丘小1年の西井紡さん、館長賞が錦生赤目小4年の山村結南さんと桔梗が丘小3年の木津莉央那さん。

 表彰式で、飯田さんは「皆さん、自分の心の目で見て忠実に描いた作品で素晴らしかった」、朝田さんは「特徴をよくとらえて描かれていた。Tシャツのデザインにしたい作品もあった」と話した。

 賞状を受け取った中西さんは「うれしかった。オオサンショウウオの目は、くりくりしていて可愛い」と話した。

- 広告 -