【練習に励むメンバー】

 三重県の伊賀地域で活動する楽団「マンドリンアンサンブル セシリア」の第33回定期演奏会が、10月12日午後1時30分から伊賀市西明寺の市文化会館さまざまホールで開かれる。入場無料。

 結成は1991年で、現在は20代から60代の男女20人が所属。遠方のメンバーもおり、なかなか全員そろうことが難しい中でも合宿を行うなど、数少ない機会に一音一音を合わせていくよう練習に励んでいる。年1回の定期演奏会の他、県内での音楽会に参加している。

 演奏会は2部構成で、1部はマンドリン讃歌「フローラ」や綺想曲「日月潭の歌」など、マンドリンオリジナルのクラシック曲を演奏。2部は「昭和100年記念」と題し、「リンゴの唄」「東京ブギウギ」などの戦後復興メドレー、「勝手にしやがれ」「北の宿から」などの「昭和のレコード大賞メドレー」などを演奏する。

 代表の辻剛久さん(42)は「マンドリンはアコースティックで音量の小さい楽器だが、室内楽の奇麗な音が来場される方々の心に響けばうれしい。33回続けてきた重みに恥じないよう取り組むので、ぜひ聞きに来て」と呼び掛けた。

 問い合わせは辻さん(090・5033・8729)へ。

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