【ピアノと三味線のコラボ演奏の練習風景(提供写真)】
三重県名張市内で9月から12月まで催される文化的イベントのオープニングを飾る「第55回名張市民文化祭開会式&名張文化協会総合フェスティバル」が、9月28日午前11時30分から午後5時まで、同市松崎町のadsホールで開かれる。入場無料。
午後1時からの開会式に先立ち、午前11時30分からは伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団と名張高、名張青峰高の両吹奏楽部の約75人が演奏する。同協会が力を入れている「若者生徒児童参加事業」の一環で、昨年のフェスティバルでも演奏を披露した。次に、ひまわりコーラスが童謡「七つの子」「シャボン玉」などを歌う。
午後からは「和」のステージ。オープニングを飾る日本民謡和泉会の三味線奏者約30人が、初の試みとしてピアノ伴奏で「ソーラン節」を演奏する。
その後、民謡、大正琴、能楽、邦舞、筝曲、名張音頭などの団体・個人が出演。民謡や日本舞踊には小中高生の会員も出場し、日頃の稽古の成果を披露する。舞台での当日の出演者は13団体と個人3人を合わせ200人になる予定。
同協会の角谷英明会長は「名張の舞台芸術を1日で体感できる絶好の機会であり、出演者同士の交流を深め、レベルアップを図る場。名張の文化を盛り上げるためにも、多くのご来場を」と呼び掛けている。
問い合わせは同協会事務局(0595・64・2132=同ホール内)まで。

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