【 交通安全宣言をする園児ら=伊賀市四十九町で】
「秋の全国交通安全運動」の出発式が9月19日、三重県伊賀市であり、名張市出身でOSK日本歌劇団の椿りょうさんが一日警察署長を務め、保育園児が交通安全宣言をした。期間は21日から30日までの10日間。県内では9月末まで交通死亡事故多発警報を発令している。
県伊賀庁舎であった出発式には交通安全の関係機関や団体から約100人が参加した。椿さんは「歩行者妨害や飲酒運転、速度違反の車を中心に交通指導取り締まりや、歩行者や自転車利用者にはしっかりと交通ルールを守るよう呼び掛ける交通指導を行ってまいります」とあいさつした。
交通安全宣言は、近くの友生保育園に通う園児6人が「交通ルールを守ります。道路に飛び出しません。信号を守ります。横断歩道を渡ります。道路では遊びません」と警察官の制服姿で元気いっぱい誓った。その後、参加者の高齢者に反射材付きたすきを手渡した。
同署管内で今年発生した交通事故は9月18日現在、総数が1742件(昨年同期比75件増)、うち人身事故71件(同15件減)、死者1人(増減なし)、負傷者85人(19人減)だった。同市の青山地区を含む名張署管内では、18日現在で総数が1429件(50件減)、人身事故37件(12人減)、死者0人(3人減)、負傷者43人(8人減)だった。出発式は21日に名張市役所である。
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