【さまざまな作品を紹介する河野さん=伊賀市で】

 三重県伊賀市平野樋之口の高校非常勤講師、河野一郎さん(70)の作品展「創作メカニカルパズル展」が8月23から31日まで、同市上野忍町の赤井家住宅で開かれる。

 県立上野工業高校のインテリア科教諭だった2005年、「伊賀上野NINJAフェスタでパズル道場をするので制作してもらえないか」と伊賀上野町家みらいセンターから依頼を受けたのをきっかけにパズル制作を開始。およそ10年の間に毎年5種類の作品を納めるうち「これは面白い」と魅了されるようになったという。

 10年前の退職を機に制作に没頭するようになり、コンテストにも出品。新作を考案する度に出品していたところ、上位入賞するようになった。また、IPP(インターナショナルパズルパーティ)主催のコンテストへの出品も始め、17年には愛好家の集い「関西ぱずる会」の会員にもなっている。

触って遊べる作品も

 今回の作品展では、伊賀上野NINJAフェスタで披露した作品約50点に加え、「BEETLE」と命名した大作など、木製を中心とした創作パズル約100点が並ぶ。販売の他、展示とは別に触って遊べる作品もあるそうだ。

 自身のインスタグラム(@KOHNO_5504)で情報発信している河野さんは「気軽に遊びに来て、楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 時間は午前9時30分から午後5時(入場は同4時30分)まで。入場無料。27日休館。会期中の午前10時からは武家屋敷カフェも開設される。

 問い合わせは伊賀市文化都市協会(0595・22・0511)まで。

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