【決勝で課題に挑む選手=伊賀市ゆめが丘1で】

 ユース世代(15歳以下)を対象としたスポーツクライミング・ボルダーの大会「DMG MORI Arena CUP」が8月10日、三重県伊賀市ゆめが丘1の同アリーナで開かれ、県内21人を含む宮城県から福岡県までの計124人が出場。選手たちの果敢なチャレンジに、会場からは盛んに声援が飛んでいた。

 今大会は、選手の保護者や三重県山岳・スポーツクライミング連盟の関係者らが実行委員会を組織し、日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)公認として初めて開かれた。同アリーナでは今年3月にリードジャパンカップ(LJC)も開催され、会場の注目度も高まっている。

大会中の会場内の様子=同

 出場したのは、U9(9歳以下)に9人、U11に29人、U13に男子18人、女子19人、U15に男子21人、女子28人。午前の予選は8つの課題に挑む「コンテスト方式」で行われ、U9とU11は3位まで、U13とU15は5位までが決勝へ。決勝は3つの課題の合計ポイントで競う「旧ワールドカップ方式」で行われ、保護者らの応援にも一層熱が入っていた。

 各カテゴリーの優勝者は以下の通り(敬称略)。 ▽U9=谷口凜(滋賀)▽U11=堀井優(愛知)▽U13男子=濱松祥太郎(三重)▽同女子=海野奈花(大阪)▽U15男子=江見昇真(岡山)▽同女子=西美柚奈(大阪)

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