【土砂崩れと倒木があった現場付近=名張市赤目町長坂で(赤目四十八滝渓谷保勝会提供)】

 8月4日午前3時ごろ、三重県名張市赤目町長坂の県道567号赤目滝線ののり面が約10メートルにわたって崩れ、複数の倒木が発生。赤目滝線は午前6時から、現場周辺の延長約2・7キロが通行止めとなり、赤目町長坂の一部では停電も発生。県では倒木の撤去など復旧作業を進めている。

 県伊賀建設事務所によると、土砂崩れと倒木があった現場は、赤目市民センターから南に約1・5キロ。赤目滝線は市内から景勝地・赤目四十八滝渓谷へ向かうメイン道路で、近鉄名張駅と赤目四十八滝を結ぶ三重交通の路線バスも4日の始発から運休している。

 渓谷を管理する赤目四十八滝渓谷保勝会では、観光客らに向け、ウェブサイト(https://www.akame48taki.com/7456/)などで矢川、上三谷方面を通る市道への迂回を案内している。

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