【津田学園の惠土湊暉主将=津市本町で(7月19日撮影・対近大高専)】
第107回全国高校野球選手権三重大会(朝日新聞社、三重県高校野球連盟主催)の決勝が7月26日、津市本町の津市営球場であり、津田学園(桑名市)と津商業(津市)が対戦。6回に先頭で出塁した伊賀市立緑ヶ丘中出身の惠土湊暉主将(3年)が決勝のホームを踏み、津田学園が1‐0で6年ぶり3回目の優勝を決めた。
津田学園はエース左腕・桑山晄太朗投手(3年)、津商は準決勝でも好投した大野蒼空投手(2年)が先発。5回まで、津田学園は初回の先頭打者以降安打が出ず、津商は5回二死からようやくチーム初安打が生まれる。6回、津田学園が惠土主将、犬飼悠之介捕手(3年)の連続安打から、二死後に8番・正木瑛真選手(同)が値千金の中前適時打を放ち、惠土主将を迎え入れる。追う津商業は8回に無死満塁とするも併殺で得点できなかった。

試合後のインタビューで、津田学園の惠土主将は「(先制点の場面は)打ってくれたら絶対ホームに還ってやろうという気持ちだった。自分たちの目標は甲子園で勝って校歌を歌うことなので、ここからが勝負。三重県代表に恥じぬよう全力プレーでやっていきたい」と喜びを語った。
第107回全国高校野球選手権大会(日本高野連、朝日新聞社主催)は8月5日から同22日まで、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催予定。組み合わせ抽選は3日に行われる。
- Advertisement -