【小田垣さん】
7月23日から中国地方などで開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)「開け未来の扉 中国総体2025」に出場する、三重県伊賀地域ゆかりの選手たちに大舞台への意気込みを聞いた。
【陸上競技】24日から、広島市・ホットスタッフフィールド広島
伊賀白鳳高校(伊賀市緑ケ丘西町)からは、陸上競技の男子5000メートルに3年の小田垣茉周さん(18)が出場する。県総体を制し、東海総体4位で進出したインターハイでは「決勝に残り、自己ベストを更新したい」と意気込んでいる。
鈴鹿市出身で、中学2、3年時はサッカーと陸上を両立していたが、高校入学後は陸上競技に専念。5000メートルの自己記録は14分38秒で、長距離部門の主将を務めている。
昨冬、県駅伝を2位で終えた同高は、1位になれば全国駅伝に出場できる東海大会へ。2年生ながらアンカーを任された小田垣さんは2位でたすきを受けたが、前との差を詰められず、8秒差の2位で4年ぶりに都大路を逃す結果となった。
「その悔しさが心を成長させ、自分にも周りにも厳しくチームをけん引してこられたと思う」と振り返る顧問の後藤剛教諭は「インターハイでは臆することなく戦ってきてほしい」と背中を押す。小田垣さんは「前半から積極的なレースをし、全力を出し切りたい」と抱負を語った。
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