勤務先の工場から金属くず1トン盗む　容疑の62歳男逮捕　名張署

　三重県警名張署は6月14日、窃盗の疑いで、名張市の会社員の男（62）を現行犯逮捕したと発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。

　逮捕容疑は、同日午後7時25分ごろ、自身が勤務する伊賀市内の工場敷地内から、金属くず約1トン（時価3万円相当）を盗んだ疑い。

　同署によると、この工場では以前にも金属くずが無くなる事案があり、逮捕された男が勤務時間外に敷地内で不審な動きをしていたという目撃情報もあったことから、警戒を強めていたという。

　この日、男が自分の車の荷台に金属くずを移し替えているのを従業員が目撃し、同署へ通報。駆け付けた警察官が男から事情を聴き、容疑を認めたため逮捕したという。

　同署では転売目的だった可能性も含め、動機などを調べている。