【若松さん(提供)】

 三重県津市で4月20日に開かれた「ベストボディ・ジャパン三重県大会」で、名張市の2人がそれぞれのクラスで優勝と準優勝に輝いた。ともにジムで汗を流してきた仲間で、喜びに包まれている。

 モデルジャパン部門マスターズクラスで満点の300点で優勝したのは、同市元町の会社員、若松充彦さん(41)。昨年初参加した奈良大会で3位に輝き、今年は「地元の三重大会にも出場してみよう」と挑戦した。

 昨年は過剰な食事制限で体が大変だったため、今年はしっかり食べて、しっかり鍛えることに方向転換。ポージングも研究した。大会当日は、最初の審査となる「ファーストコール」で上位6人に選ばれた。中間順位だったが、そこから巻き返し、4人に絞られ、最終2人の一騎打ちで満点をたたき出した。中間順位からの逆転優勝は珍しく、会場は大いに沸き立ったという。

 大会終了後は「ご褒美」として、大好きなドーナツやジャンクフードも食べたが、6月の奈良大会にも参加する予定で、既にトレーニングを始めている。

片山さん

僅差の準優勝

 同部門ミドルクラスで準優勝したのは、同市美旗町藤が丘の自営業、片山拓馬さん(36)。大会には2021年から出場し、過去には3位入賞の経験もある。

 短期集中型の片山さんは、50日で10㌔以上体重を落とした。3日間食事制限しては、1日を「リラックス日」として設け、好きな物を食べてストレスが無いようした。トレーニングも強化し、大会当日は「気合いバリバリで挑んだ」という。

 ファーストコールから良い順位をキープしたが、最後の最後、僅差で優勝を逃し「悔しすぎた」と言う。「ある程度、順位は必要だが、それぞれに適したやり方で体を絞り、鍛えていくのはとても健康的で気分も上がる」と語る一方、「来年はリベンジしたい。三重県で1番を目指したい」と闘志を燃やす。

- Advertisement -