三重県名張市平尾の宇流冨志禰神社の秋祭りが10月24、25日に営まれた。宵宮の24日には、裃(かみしも)姿の住民らがたいまつや提灯を手に旧市街地を練り歩き、「ねんど、ねんど、わーい」と威勢の良い掛け声を響かせた。
祭りは、名張藤堂家初代の藤堂高吉(1579-1670)が年に一度、領民に武士の装いを許したことに由来すると伝わり、約390年の歴史があるとされる。

年頭子(ねんどこ)と呼ばれる子どもらを伴った行列は同日午後8時40分ごろ、お旅所の愛宕神社(新町)を出発し、新町通、本町通、上本町通を進んだ。たいまつの炎が夜の町並みを照らす中、沿道の見物客は伝統の祭りを見守った。約30分かけて宇流冨志禰神社に到着すると、獅子神楽が奉納された。

25日の本祭では、神輿や太鼓台、だんじりなどが午後1時にイオン名張店駐車場(元町)に集まる集結行事が予定されていたが、雨天のため中止となった。






