補正予算案を否決 伊賀市議会

一部予算の削除案に賛成で起立する議員ら=伊賀市議会議場で

 三重県伊賀市議会は9月定例月会議最終日の30日、4億5144万円を増額する一般会計補正予算案を否決した。稲森稔尚市長は本会議終了後に開いた記者会見で「補正予算の再提出などを考えないといけない。市民生活に影響が出ないよう対応したい」と話した。

 補正予算で議員間の意見が割れたのは、当初予算でも削除され再提案した阿山第2運動公園グラウンド(同市川合)の人工芝化に向けた設計業務経費約577万円。関連の採決は4度あった。

 最初は原案に対して議員が提出した同経費の削除案、次いで削除後の補正予算修正案で、ともに賛成多数で可決した。その後、稲森稔尚市長が「不当だ」と再議を申し入れ、出席議員の3分の2以上の賛成が必要になった修正案は賛成少数で否決になった。修正案の無効化による原案に対しての採決は賛成9人、反対11人だった。

 1期2年目の稲森市長が再議を求めるのは2回目。予算の否決で10月中にも対応を迫られることになり、「常に苦しい議会対応を強いられている。説明を尽くしても反対ありきで、市民生活全体の予算も否決されてしまうのは本当に残念」と話した。

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