三重県警伊賀署は8月14日、特殊詐欺を未然に防いだとして、三十三銀行上野支店(伊賀市上野東日南町)に感謝状を贈呈した。
同署によると、7月17日午前10時ごろ、同支店の窓口を訪れた市内の80代男性が、自分の口座から400万円を引き出そうとしたため、職員が用途を尋ねたところ、「息子が株で400万円の損失を出した。穴埋めに400万円が必要」と説明したという。
応対した職員が不審に思って上司に相談し、支店から同署へ連絡。駆けつけた警察官が男性のスマートフォンから息子に連絡したところ、「(株のことは)知らない」と答えたため、男性は詐欺だったことに気づいたという。
感謝状を受け取った同支店の上村英明支店長(51)は「これからも1件でも未然にも防げるよう、職員一同日々の業務に努めていきたい」、清水浩之署長は「市民の財産を守ってくださり感謝している。これからも警察との顔の見える関係を深め、声掛けや連絡などをお願いしたい」と話した。
同署生活安全課によると、同署管内で今年1月から7月までに発生した特殊詐欺は10件で、被害額は計約2800万円。昨年同期比で2件、約2550万円減少している。









