【名張市長選に無所属での立候補を表明した新人の伊藤氏=同市鴻之台1で】
任期満了に伴う三重県名張市の市長選(4月5日告示、12日投開票)に、新人で元四日市市議の伊藤昌志氏(56)=名張市桔梗が丘=が1日、無所属で立候補する意向を表明した。これまでに出馬表明をしているのは現職の北川裕之氏(67)のみで、無投票の公算が高まっていたが一転、選挙戦となる見通しとなった。
市役所で会見した伊藤氏は「市民の方々から市長選に出てほしいというご要望を複数いただいた」と出馬理由を説明。「財政が非常に厳しい状況の中、改善ができていないのではないか」と現市政への危機感を示した。
政策の柱に財政再建を掲げ、「増税や事業削減は市民にとってマイナス。そうするとさらに人が来なくなる」と指摘。「人口増や企業誘致など前向きな施策が必要」と強調した。軽自動車税などの減税や空き家対策、全事業の5%予算削減にも言及した。
中学校給食は「最優先でやりたい」とし、施設完成前でも食缶方式や弁当方式で早期実施する考え。分娩施設の確保にも意欲を示した。これらの財源については、ふるさと納税やクラウドファンディング、SNSを活用したPRなどで確保を図るという。また、市長給与について「少なくとも半減ぐらいにはしたい」と述べた。
伊藤氏は四日市市出身で、NPO法人四日市ウェルネスクラブの代表理事。2019年の四日市市議選で当選した。24年の衆院選と四日市市長選、25年の県知事選、今年の衆院選などに出馬したが、落選した。
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