【選手を指導する永井監督(右から3人目)】

永井良明監督(41)

 さいたま市(旧浦和市)の出身。くノ一の監督就任前はタイ女子代表のコーチを8か月務めた。「結果が出ないとすぐに(契約を)切られる。厳しいが貴重な経験になった」

 父の利幸さんはJ1横浜F・マリノスの前身、日産自動車サッカー部の元選手。永井監督は教員を志望し、日大理工学部で数学の教員免許を取得。中高の部活動でサッカーを指導する将来像を描いていた。

 高校3年の夏でサッカー部を引退した後、地元少年団のコーチを引き受けたのが指導者の出発点。大学生になると、アルバイトでJ1浦和レッズが運営する小学生対象のスクールコーチも始め、卒業はそのままクラブに就職した。

 20年以上のコーチ歴で普及や育成の年代を担当した期間が長い。浦和レッズではレディースの中高生年代チームで監督やコーチ、トップチームのコーチを経験し、なでしこ1部のオルカ鴨川FCでも指導した。

 「女子選手は伝えたことを100%やってくれる。逆にそれにこだわってアレンジが利かないところがある」。くノ一では戦況や相手によって臨機応変にプレーできるよう、個々の引き出しを増やすことに取り組んでいる。

 選手からは話し方や接し方が「先生みたいだ」と言われることがある。「教員には一度もなってはいないけど、練習で『矢印』という表現をよく使うからかも」

 3兄弟の次男。独身。趣味はおいしい飲食店を探すこと。

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