【1階の一般書架と閲覧スペース=伊賀市上野丸之内】

3月28日に完成記念式典

 伊賀市中央図書館が、4月1日にオープンする。場所は三重県伊賀市上野丸之内の複合施設「旧上野市庁舎SAKAKURA BASE」で、ホテル併設の「日本初の泊まれる公共図書館」という新たな文化拠点に生まれ変わった。3月28日に完成記念式典がある。

 中央図書館は延べ床面積が建物全体のうち6割を占める約3600平方メートルで、約23万冊を所蔵。地下1階は絵本などの児童書架や幼児ら対象の「おはなしスペース」、テラスに地元の伊賀白鳳高生が造った木製ベンチを設置した。

 天井が高く開放的な1階と中2階には一般書架と閲覧スペース、2階は旧議場に60席を設けた学習・集会室、8席のラウンジスペースがある。エレベーターや多目的を含むトイレも各階に設置し、学習席のセルフ予約や自動貸出・返却機などのサービスも始める。

 開館時間は午前9時から午後9時。休館日は毎月末と12月30日の図書整理日(土日祝の場合は翌平日)、年末年始。

施設の外観

 旧上野市庁舎はモダニズム建築を代表する建築家の坂倉準三が設計した建物で市指定文化財。「にぎわい忍者回廊整備PFI事業」の中核施設として2022年中から市と20年間の契約を結んだ特定目的会社「伊賀市にぎわいパートナーズ」が改修工事を進めてきた。ホテルとカフェ、地元土産の販売を含む観光案内所は昨年7月に、同じ地区にある忍者体験施設は8月に開業している。

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