【近鉄大阪線を走行する急行列車(2022年撮影)】
近畿日本鉄道(近鉄)は3月14日、大阪線など全線でダイヤ変更を実施する。三重県伊賀地域の住民にとっては昼間の一般列車の本数が大幅削減となり、長距離移動には有料の特急を選択せざるを得ない構造がより強まることになる。
近鉄が1月19日に発表した資料によると、今回の変更で大阪線の昼間時間帯に「区間急行」が新設される。従来の急行停車駅に近鉄八尾、河内山本、高安の3駅を加えたもので、大阪府内の主要駅への利便性は向上する一方、伊賀地域からの利用者にとっては停車駅が増え、速達性が低下することになる。
名張駅から大阪方面へ向かう昼間の一般列車の本数は、現行の毎時3本(20分間隔)から毎時2本(30分間隔)へと削減される。また、名古屋方面の名張‐伊勢中川間は従来の急行を運行するが、平日昼間はこれまでの毎時1本から、2時間に1本へと半減。補完する形で普通列車が毎時1本運行されるものの、名張駅を境とした「系統分断」の色合いはより鮮明となる。
近鉄は2月20日、ダイヤ変更後の各駅の時刻表をホームページで公開した。
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