三重県伊賀市の稲森稔尚市長は1月7日、同市柏尾地区で大規模太陽光発電施設を計画している東京都内の事業者に中止を申し入れる文書を送付したと明らかにした。
市によると、発送したのは今月5日。稲森市長は同事業計画が「自然環境や景観、災害リスクなどの懸念が依然として大きく、市民の十分な理解と合意が形成されている状況には至っていない。地域社会の分断を招いている状況が見受けられる」と指摘。その上で「市のまちづくりの基本的な考え方とも相いれず、市民の安心、安全が確保されているとは言い難い」との考えを示した。
昨年12月には、地元住民らでつくる市民団体「青山の自然を愛する会」が設置計画に反対する4968人分の署名を集め、稲森市長に提出。県が開発許可を行わないよう市からの要望を求めていた。面会した稲森市長は「重く受け止める。事業者の説明や姿勢はずさんであると思うし、皆さんの思いをしっかり受け止めて中止できるよう全力を尽くしたい」と話していた。
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