【岩野さん】

関野吉晴さん初監督

 人類がアフリカから南米に広がった道のりを逆にたどった10年間の壮大な旅「グレートジャ―ニー」などで知られる、探検家で医師の関野吉晴さんの初監督映画「うんこと死体の復権」の上映会が、12月21日に三重県伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で開かれる。

 文部科学省推奨の同映画は、関野さんが知り合った生物学者や絵本作家ら3人の活動と、生き物の排せつ物や死体をめぐる無数の生き物たちの命の循環の輪を描いたドキュメンタリー。関野さんは70代の今も精力的に世界各地への旅を続け、1999年に「植村直己冒険賞」を受賞した。

 上映会は午前10時、午後1時、同5時15分からの3回で、関野さんのトークショーは同3時30分から。上映会、トークショーとも定員は各回200人で、料金は高校生以上1200円(当日1500円)、小中学生500円。

 上映会の実行委員を務める岩野祥子さん(奈良市)は「命が受け渡されていくことを知っている3人の、思いや姿を描いたこの映画の存在や意味を伝えていくことが、私たちの役割。子どもたちも含め幅広い層の方にお越しいただけたら」と呼び掛けた。

 参加申し込みは上映会のウェブサイト(https://i-works2021.jp/unko-to-shitai/)から。

 問い合わせは岩野さん(080・4805・2939)、または電子メール(info@i-works2021.jp)で。

- 広告 -