【感謝状を手にする遠山社長(前列右)や北川市長(同左)ら=名張市鴻之台1で】
三重県名張市の名張近鉄ガス(同市桔梗が丘1)が、社内で約5年間使用したパソコン10台を、市を通じて市内の障害者福祉施設を運営する6法人に寄贈した。市は12月5日、同社に感謝状を贈呈した。
同社は、同じ大阪ガスグループの情報通信会社「オージス総研」(大阪市)が2009年から実施している「はじまるくんパソコン寄贈プログラム」に協賛。滋賀県草津市の福祉作業所の利用者がパソコンのクリーニングやソフトウェアの導入作業などの再生処理を施し、施設へ届けられた。
名張市役所で開かれた贈呈式には、名張近鉄ガスの遠山雅夫社長や北川裕之市長、寄贈を受けた各法人の担当者らが出席。遠山社長は「IT推進のために活用していただけたら」、北川市長は「感謝申し上げたい。障害がある方の自立や社会参加に少しでもつながれば」と述べた。
パソコン3台の寄贈を受けた名張育成会地域活動支援センターひびき(同市美旗中村)の森本充契所長は「古くなったパソコンがあり、ありがたい。販売している商品のポスターやちらし、シール作りに活用したい」と話した。
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