皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会の3回戦が11月23日、宮城県のセイホクパーク石巻であり、なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は昨年覇者でWEリーグの三菱重工浦和レッズレディースを2‐1で破り、10大会ぶりとなるベスト8進出を決めた。

 4大会ぶりに浦和と対戦したくノ一は、0-0で迎えた後半28分に途中出場のFW平田ひなののゴールで先制した。2分後にコーナーキックから同点とされたが、36分に再び平田がゴールネットを揺らし、準々決勝に勝ち進んだ。

 試合後、北村隆二監督は「格上相手だったこともあり、良い緊張感の中で試合ができた」、MF常田麻友主将は「自分たちのやってきたことに自信を持って全員で戦いにいった。まだまだこのチームで戦うために全員で勝つための準備をしていく」、平田は「次につなげられたことが何よりうれしいし、また皆でサッカーできる事が幸せ」とコメントした。

 12月7日の準々決勝は宇都宮市の栃木県グリーンスタジアム(ホンダヒート・グリーンスタジアム)であり、くノ一は同じなでしこ1部の日体大SMG横浜と対戦する。

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