【展示されているサワガニ】
三重県名張市の赤目滝水族館(赤目町長坂)に、新たな仲間が加わった。それは、赤目四十八滝渓谷にも生息し、小さな体で驚くほどの脚力を誇る「サワガニ」。同水族館は「サワガニはプロクライマー」と紹介し、岩壁を自在に登る姿を間近で見られる展示を始めた。
サワガニは本州から九州の清流に生息する淡水性のカニで、甲長は2から3センチ。流れの速い川でも器用に岩肌を登るその姿は、まさに自然界の登山家だ。
展示では、水槽内に「サワガニウォーターフォール」と名付けた人工の崖を設置。垂直に近い壁を軽やかに上っては水中へ落ちるサワガニを観察できる。朝田光祐館長(24)は「面白い習性を見て楽しんで」と話した。
※10月1日から3日まで職場体験に取り組んだ、桔梗が丘中3年の植田春翔さん、澤田泰良さんが取材しました
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