【ポスターを手に来場を呼び掛ける井上さん(左)と財津さん=名張市春日丘7で】
近畿大学工業高等専門学校(三重県名張市春日丘7)の年間最大のイベント「高専名張祭2025」が、10月18、19日に開かれる。ステージイベントや模擬店、子ども向けの体験コーナーなど、工夫を凝らした企画が楽しめる。時間は両日とも午前10時から午後3時。入場無料。
両日とも、プログラミング技術部やものづくりサークルの作品展示、電子工作教室、ボードゲームカフェ、折り紙で立体地球儀作り、ARプリクラ、ミニ四駆大会など、さまざまな体験コーナーや展示がある。学生による飲食模擬店、キッチンカーなどが並び、19日は午前11時30分から餅まき、午後2時からはビンゴ大会も予定している。
また特設ステージ(一部は体育館)では、同高専軽音楽部のバンド15組、吹奏楽部、よさこいソーラン「桜花女」、エイサー「伊賀琉真太鼓」、ハワイアンダンス「クウアロハ」、ダンススクール「jaka」「HEYBIG」、都山流尺八指南の藤川純真さん(同高専3年)と名張青峰高筝曲部による演奏などがある。
今年のテーマ「Camellia(カメリア)」は、花言葉が「誇り、人間らしさ」を意味するツバキのことで、「一人ひとりが自分らしさを忘れず名張祭を楽しんで」という思いを込めている。
実行委員長を務める機械システムコース3年の財津明宏さんは「運営の中心メンバーは例年より少ないが、『自分たちにもできる』ということを先輩や地域の人たちに見せたい」、学生会会長の都市環境コース3年の井上愛生さんは「当日はもちろん準備から楽しみ、『この学校、いいな』と思ってもらえる2日間にしたい」と、それぞれ意気込みを語った。
同祭の特設ウェブサイト(https://sites.google.com/view/nabarisai-2025/home)からアプリ「Peatix」を用いた事前登録によって円滑に入場できる(会場での登録も可)。校内に来場者用駐車場は無いが、市役所(鴻之台1)に245台分の臨時無料駐車場を設け、名張駅(平尾)経由の無料シャトルバスを運行する。
問い合わせは同高専(0595・41・0111=学生部)まで。