【練習するメンバーら=名張市つつじが丘北5で】

 ゆったり楽しく、ハワイアンソングを弾き語り――。6年前、ウクレレを演奏した経験のある友人に、代表の野村秀樹さん(76)が声を掛けて発足した。現在は三重県名張市内在住の60代を中心に16人が、つつじが丘市民センター(つつじが丘北5)で活動している。

 例年、ゴールデンウィークごろまでは基礎練習が中心で、10月の「つつじが丘市民センター祭り」での発表曲が決まれば、更に練習に熱が入る。今年の同祭りは10月26日で、その後は年末に向けてクリスマスソングを練習するそうだ。

 レパートリーは、ハワイアンの「珊瑚礁の彼方」「アロハオエ」を始め、「ムーンリバー」「琵琶湖周航の歌」など20曲以上。野村さんは「演奏以外にも、仲良く話したり歌ったり、集まれば皆が親しくなれる雰囲気」と笑顔で話す。

 メンバーの70代女性は「演奏がメロディーになってくると楽しい。家でも練習している」、創設時から参加し、バンド経験もある70代男性は「ウクレレは音色が良く、手軽で初心者も始めやすい。皆で演奏する時も、1番は男性が歌い、2番は女性が歌うなど変化をつけて楽しんでいる」と話していた。

 活動は第2、4火曜の午後2時から同4時まで。月会費500円。

 問い合わせは同市民センター(0595・68・1236)へ。

- Advertisement -