【昨年のファッションショー(提供写真)】
デザイン・ショー・ワークショップ
9月20、21の両日、三重県名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれる「名張EXPO2025」で、県立名張高校(同市東町)の生徒たちがアートフラワーブランド「エミリオ・ロバ」と協力し合い、3つのイベントに参加する。
20日にある「オープンデッサンコンテスト」(午後1時から4時間)には、同高美術部の部員が初参加。一般参加者と一緒に、美しいアートフラワーと女性モデルをモチーフに、自由な画材で1枚の絵を完成させる。参加無料。優秀作品には「最優秀賞」「一般投票賞」、斬新な視点や優れた技術が光る作品には「名張高校美術部賞」などが贈られる。
ランウェー歩く
また、「ファッションショー」(同日午後4時から30分間)には、昨年に引き続き同高でファッションを専攻する生徒が参加する。エミリオ・ロバの制作指導で手作りしたブーケを手に持ち、生徒が制作した浴衣やワンピースを身に着けて特別のランウェーを歩く。
21日の「立体アート作品作り」(午後1時から3時間)のワークショップには美術部の生徒が参加。アクリルガッシュで描いたキャンバスに、エミリオ・ロバのアートフラワーの花材を貼り付け、立体的な作品を作るもので、美術部員が講師を務める。参加無料。

来年は他専攻生も
地域との連携企画を進めている同高の奥出正教主幹教諭は「3年ほど前から、名張EXPOを始め市内菓子店での商品提案など、地域連携に関わってきており、生徒たちも楽しみにしている。来年には音楽、美術、ファッション、映像の各専攻の生徒も参加できる方向で検討している」と話した。
- Advertisement -