【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】

 三重県警名張署は8月14日、詐欺(無銭飲食)の疑いで、韓国籍の住居不定、無職の男(42)を逮捕したと発表した。容疑を一部否認しているという。

 発表によると、同月7日午後5時30分ごろから同7時30分ごろまでの間、名張市内の飲食店で代金を支払う意思がないのに生ビールやチューハイなど9点を飲食し、代金合計約5600円を支払わなかったとされる。

 同署によると、男は過去にも来店したことがあったが、この日は「友だちを迎えに行く」と言って店を出たきり戻らなかった。店から通報を受けた同署が防犯カメラなどを捜査し、市内にいた男を逮捕した。

 調べに対し、男は飲食したことは認める一方、「代金を支払うつもりはありました」などと供述しているという。同署は余罪があるとみて捜査している。

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