【閻魔庁図(津市西来寺所蔵・提供写真)】
三重県総合博物館(津市)で第40回企画展「地獄へようこそ 鬼と亡者と閻魔の世界」が9月23日まで開かれている。仏像や絵画など資料約160点が並ぶ。
地獄は、仏教の伝来とともに日本にもたらされた世界観で、古来より文学や美術に影響を与えてきた。企画展では、平安時代の僧・源信が著した「往生要集」によって広まった恐ろしい地獄を表現した作品の他、対をなす「極楽」の美術作品も紹介する。
死者を裁く閻魔王の姿を表現した重要文化財の「閻魔王坐像」(鎌倉時代・東大寺蔵)なども展示される。伊賀市と名張市の寺社が所蔵する資料も多数並ぶ。
観覧時間は午前9時から午後5時(入場は同4時30分)まで。月曜休館(祝日の場合はその翌日)。企画展のみの観覧料は一般800円、学生480円、高校生以下無料。
問い合わせは同博物館(059・228・2283)まで。
読者プレゼント
県総合博物館から読者ペア5組に、基本展示と企画展示の招待券のプレゼントがある。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOU編集部県総合博物館企画展招待券プレゼント係」宛て、8月15日必着で申し込む。ファクス(0595・62・1550)、電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)でも可。
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