【大会に向け意気込む部員たち】

 全国高校総合体育大会(インターハイ)「開け未来の扉 中国総体2025」柔道競技には、名張高校(名張市東町)が男子個人・団体で出場する。

8月13日から岡山市・ジップアリーナ岡山(岡山県総合グラウンド体育館)

 男子個人は、60キロ級の山科裕紀さん(2年)、73キロ級の田中蒼人さん(3年)、81キロ級の広瀬瑠海さん(2年)、90キロ級の常山凛さん(3年)の4人。

 足技が得意な山科さんと、背負い投げを得意とする広瀬さんは、3年生を相手に決勝でも秒速で相手を倒した。勢いのある2人に期待がかかる。「決勝だけは手こずった」という田中さんと常山さんだが、それぞれ得意とする背負い投げ、体落としを武器に、インターハイでも粘り強く戦うつもりだ。

 団体戦は、常山さん、田中さん、広瀬さんに加え、南叶音さん(3年)、菊地正義さん(同)、樋廻一真さん(同)の計6人が出場する。一人ひとりが各自の役割を自覚し、体格差のある相手とでも対等に戦える、パワーのあるチームだ。

 キャプテンの常山さんは「今までの最高順位(ベスト8)の壁を打ち破りたい」と闘志を燃やしている。

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