自主制作番組を対象にしたコンクール「第51回日本ケーブルテレビ大賞番組アワード」で、伊賀上野ケーブルテレビ(小坂元治社長)=三重県伊賀市緑ケ丘南町=が制作した「次世代に残したい伊賀弁(いがことば)」がコミュニティ部門の優秀賞を受賞した。同コンクールの入賞は4年連続で、優秀賞は今回が初めて。

 受賞作品は28分番組で、今年の新春特別番組として1月1日から9日まで同社のコミュニティチャンネル「ICT伊賀タウン情報」で放送した。近年失われつつある伊賀弁をテーマに、市民が選んだ方言をランキングで発表し、同志社女子大の中井精一教授が解説を担当した。

 コミュニティ部門には86作品の応募があった。担当者の1人、向井大介さん(43)は「正月で帰省した人ら家族が集まって番組で盛り上がってもらえたらと思い制作した。コンクールは意識していなかったが、受賞できてうれしい」と喜びを語った。

 8月10日から15日の間に午前10時30分からと、午後9時30分から各5回の再放送があり、同月下旬からは番組アワードのホームページでも視聴できる。

 問い合わせは同社代表(0595・24・2560)へ。

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