【6月の犯罪発生マップ】

 三重県警伊賀・名張両警察署がまとめた6月中の刑法犯認知件数(暫定値)は、伊賀署30件(前月比8件増)、名張署39件(同14件増)と、ともに前月を上回った。

 伊賀署では、空き巣や出店荒らしなど侵入盗が4件あった。このうち2件は飲食店のレジやコインランドリーの両替機、2件は寺院のさい銭箱が狙われたものだった。名張署でも侵入盗の被害が3件あり、7月に入って県内各地で同様の被害が増加し、連続発生も懸念されることから、警察では警戒を呼び掛けている。

青少年非行防止活動夏季強化期間

 夏休み中は子どもが家庭や学校以外の場所で過ごすことが増え、不良行為や薬物乱用に関わる可能性や、犯罪被害に遭う危険性も高まる時期。警察では、SNSを通じた犯罪被害や誹謗中傷被害の防止に留意し、パソコン・スマートフォン端末の管理や発達段階に応じたフィルタリングを活用するよう、保護者らに呼び掛けている。

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