【5月にあった「うたおう会」の様子=伊賀市平野山之下で】
健康と“健口”(けんこう)維持をお手伝い―。三重県伊賀市内で高齢者を対象に口腔ケアを採り入れた音楽療法を実践している、伊賀音楽療法研究会主催の「うたおう会」。2002年に始まり、14年からは、口腔ケアのために作成した「うさぎとかめ」の替え歌「健口ソング」などを歌い、元気の輪を広げている。
月に5回、市総合福祉会館(平野山之下)、上野東部地区市民センター(緑ケ丘東町)、上野西部地区市民センター(上野福居町)、上野南部地区市民センター(上野桑町)で活動し、60代から90代の男女が毎回20人ほど参加しているという。
5月中旬には、季節にちなんだ唱歌や「健口ソング」、懐メロなどを皆で歌い、はっきり口を開けて歌う口腔ケアの大切さを呼び掛けていた。参加した80代の女性は「皆で一緒に大きな声で歌うと元気が出る。これからも楽しく参加しようと思う」と話した。
同会では「体の健康は、まず口から。“健口”を維持するためにも、気軽に参加して」と呼び掛けている。
参加費は1回400円(保険代含む)。
問い合わせは同研究会の福田さん(090・7436・8761)へ。
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