江戸時代初期の武将で名張藤堂家の祖・藤堂高吉(1579‐1670)について、来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」と絡めて学ぶ講演会が5月17日午前11時から、名張市総合福祉センターふれあい(丸之内)で開かれる。入場無料、事前申し込み不要。
高吉は織田信長の重臣、丹羽長秀の三男で、幼少時に羽柴(豊臣)秀吉の弟、秀長の養子となった。秀長の後継者がおいの秀保になったため、藤堂高虎の養子になったが、高虎に嫡男が生まれて跡継ぎになれず、名張に領地を与えられた。
講演会は、名張ユネスコ協会の2025年度総会の一部としての開催。講師は市教委文化生涯学習室の山口浩司室長が務め、「豊臣兄弟主人公(秀長)は名張藤堂家初代高吉公の養父」をテーマに高吉の生涯を話す。
問い合わせは同協会事務局(0595・63・7892=同室内)まで。
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