三重県名張市を拠点にBリーグ入りを目指す社会人バスケットボールチーム「ランポーレ三重」は、6月8日に男子東海・北信越ブロックSB‐2リーグの開幕試合を戦う。新体制で臨むシーズンに大きな飛躍を誓う。
同チームは2018年に発足。昨シーズンは同リーグで6勝6敗、勝ち点18点の成績で7チーム中4位だった。
今春、建設会社「ヤマタケ」(本社・同市鴻之台1)がチームの経営権を取得。同社スポーツ部の位置付けとなり、事務局を社内に置いた。ユニホームも一新し、伊賀牛や江戸川乱歩などをイメージした新たなマスコットキャラクター「エドガー」を誕生させた。
優勝とCS進出目指す
開幕を前に、キャプテンの若島佑樹選手(27)は「今までと違ったランポーレを見せたい。全勝優勝とチャンピオンシップ進出を目指す」、田中大地ヘッドコーチ(35)は「若い選手が多く、エネルギッシュでハイエナジーなチーム。プロを目指す以上、試合内容も大事にしたい」と話した。
チームを経営する同社の山端武彦社長(65)は「地方創生と青少年育成のために受け継ぐことにした。試合の強さだけではなく、人として認められるチーム作りを目指す」と話した。
開幕戦は同日正午から鈴鹿市のAGF鈴鹿体育館であり、イカイレッドチンプス(静岡県)と対戦する。その後のスケジュールはチームの公式サイト(https://rampole-mie.jp/)を確認する。
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