【練習に集まった生徒たち=伊賀市西明寺で】

 子どもたちの華やかでキラキラした演技を見に来て――。三重県伊賀市の新体操クラブ「ミールイRGC」(中西佑嘉代表)の発表会が、3月31日に同市ゆめが丘1のDMG MORIアリーナで開かれる。入場無料。

 発足は2004年で、現在は総合型スポーツクラブ「伊賀フューチャーズクラブ」に加盟し、同市を中心に5歳から17歳までの女子100人が集まる。一般コースは年代別に週1回、競技コースは習熟度別に週2回から5回の練習に励む。最近では東海ジュニアなど県内外の大会で入賞者を出し、大学時代に全日本選手権とアジア大会で金メダルを獲得した出身者もいるそうだ。

 当日は、新体操5種目の手具を使った演技や、手具を使わず踊る曲、大きな白い布を使った創作演技など、新体操にはない演目も見どころの一つ。舞台は13メートル四方のマットで、中学3年生は自分たちで考えた卒業演技を発表する他、初めて発表会を迎える者もおり、それぞれの思いで全27曲の演目に臨む。

 競技歴10年という城東中2年の福島桜空さん(14)は「見に来てくれる方たちに楽しんでもらえるよう、自分たちも楽しんで演技をしたい」、同11年の崇広中3年、中山珠苺吏さん(15)も「気持ちを合わせ、まとまりのある演技ができるよう頑張りたい」と意気込みを話した。

 時間は午後2時から同5時ごろまで。関係者以外の撮影は禁止。

 同クラブではメンバーを募集している。

 問い合わせは中西代表(080・3676・3161)へ。

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