三重県警伊賀・名張両警察署がまとめた昨年12月中の刑法犯認知件数は、伊賀署23件(前月比1件増)、名張署25件(同4件減)だった。
伊賀署では、自動車の部品ねらいが12月下旬から年末に3件(柘植、西柘植、河合)散発した他、車上ねらいも2件(丸の内)あった。空き巣などの侵入盗は丸の内、河合で各1件発生した。
名張署では、侵入盗2件(桔梗が丘)、車上ねらい2件(名張駅前、桔梗が丘)、部品ねらい1件(名張駅前)などの被害があった。
昨年の発生状況
2023年中の犯罪発生状況は、伊賀署346件(前年比45件増)、名張署303件(同58件増)と、ともに前年より増加した。
両署とも、空き家を狙った侵入盗や住居侵入、出店荒らしの件数が前年を大きく上回った。これは、空き家などを狙った連続侵入窃盗事件の容疑者の逮捕で余罪が数多く判明したことによるもので、発生時期は過去数年に及ぶとみられている。
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