【参加を呼び掛ける事務局の松尾さん=伊賀市四十九町】

 伊賀生まれの俳人・松尾芭蕉の生誕380年に当たる今年1年の間、さまざまな「芭蕉翁生誕380年記念事業」が行われる。オープニングを飾るイベントが1月28日午後2時から、三重県伊賀市西明寺の市文化会館で開かれる。

 記念事業は19団体で組織された芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会の主催。芭蕉の功績を再確認し、文芸に対する姿勢や生き方を学び、発信していく企画で、キャッチフレーズは「おかえり、芭蕉さん ふるさと伊賀へ。」

 オープニングイベントは約1時間30分。パフォーマンスを始め、講談やコーラス、更には同実行委の委員長を務める岡本栄市長やアナウンサーによる「奥の細道」の朗読もある。入場無料だが、22日までに事務局の市文化振興課まで電話などで申し込む。

 担当の同課の松尾教昭さんは「オープニングを皮切りに、これから1年間『俳句ジュニアカップ』などさまざまなイベントを用意しているので、ぜひご期待ください」と話した。

 イベント参加の申し込み、問い合わせは同課(0595・22・9621)まで。

- Advertisement -